日照簿記がおすすめ

経理の仕事に役立つ資格と言えば、公認会計士、税理士、日商簿記、米国公認会計士など色々とあります。
どの資格も役立ちそうですが、あえていうのであれば日商簿記が一番使える資格ではないでしょうか。
経理の求人で見かけることが多いですが、日商簿記2級以上と条件が付けられていることもあるようです。
しかし、2級は結構ハードルが高い試験のようです。
合格率は実施年によってもバラつきがあるようですが、だいたい3~4割程度にとどまっているくらいです。
まずは、初心者でも取り組みやすい3級からチャレンジしてみることがお薦めです。

簿記の知識は、何も経理の仕事をしている人だけに限らず、社会人なら全ての人に役立つものなのです。
世界中の企業活動は、すべてお金の流れの基に成り立っています。
お金の流れを知ることから初めていくことが第一に大切で、その事でより簿記を知ることでしょう。
簿記の知識が身に付けば、決算報告書(損益計算書や貸借対照表)を理解できるようになります。
帳簿を記入していくと、この商品を作るのにいくらかかったか把握できるのです。
商品に値段を付ける時も適当に付けるのではなく、適正な値段を付けれるようにもなります。
また、従業員に対してこのくらいの給料をあげるためには、会社としてどのくらいの収益を得る必要があるのかも見えてきます。
簿記の知識は色んな会社へいっても十分に役立つものなのです。

簿記の知識がゼロでも大丈夫?

新卒で企業に就職し、経理部に配属された人であれば、簿記の知識がゼロからで教育を受けながら実務経験を積んだという人もたくさんいらっしゃるかと思います。
しかし、中途で経理の仕事に就きたい場合には、経験もないので、やはり資格取得が必須になるでしょう。
日商簿記では仕訳について一生懸命勉強することになりますが、会社に入ってしまえば仕訳は会計ソフトを使い、パソコンで自動的に行われます。
そうなると、簿記の勉強は必要ないのではないか?と思われるかもしれませんが、知識があるのと無いのでは随分違ってきます。
簿記の勉強をしていれば、例えば、会計ソフトで入力していて、「この勘定が増えるべきなのに減っているのはおかしい」など間違いに気付くことができます。
それに、決算書を見た場合も、「この勘定が増えたのは、こういう取引が増えたお陰だな」とか、理解度が全然違ったものになります。
このように、ソフトを使うといっても、全く簿記の勉強をしていない人が入力しても、ミスにも気付かなかったり、
意味も分からないまま仕事をするので、ソフトを理解するのにも随分と時間がかかるでしょう。

経理の仕事はほとんどがパソコンで行われるので、最低でもWordとExcelくらいは一通り使えるようにしておくことが必要でしょう。
会計ソフトに入出金の記録を入力することになりますが、パソコンの基本操作ができなければ、ソフトを使いこなすことができません。
それに、文書作成や表作成の仕事をお願いされることもあります。
日商簿記の資格は取ったけれど、パソコンは使えないでは就職できませんので、パソコンも併せて勉強しておきましょう。